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Amazon商品名の文字数制限は75文字。ハイライトとの使い分け

兵頭 麻誠

兵頭 麻誠

株式会社illustrious COO14 分
検索結果の商品カードを模した図。商品画像の横に、商品名は75文字、商品ハイライトは125文字までと示している

Amazon(日本)の商品名の文字数制限は、スペースを含めて75文字までです。メディアを除くすべてのカテゴリーが対象で、2026年7月27日から適用されています。入りきらない情報は、新設の「商品ハイライト」(125文字)に移せます。

すでに出品している商品が75文字を超えていても、出品が止まるわけではありません。ただしAmazonは、超えた商品名を2026年を通じて順次、AIの推奨内容に更新していくと案内しています。この記事では、75文字に何を残して何をハイライトへ移すかと、AIに書き換えられる前に自分で直す手順をまとめます。

Amazonの商品名の文字数制限は何文字まで?

数字は次のとおりです。

項目上限補足
商品名75文字スペースを含めて数える
商品ハイライト125文字商品名の下に表示される補足欄
合計200文字商品名75文字 + ハイライト125文字

数え方で迷いやすい点は次のとおりです。上の2つは公式ヘルプ「商品名の要件とガイドライン」の記載、3つ目は表計算ソフトの関数の仕様です。

  • 全角も半角も1文字: 上限はバイト数ではなく文字数なので、日本語の全角文字も、半角の英数字も、1文字ずつ数えます
  • スペースも1文字: 75文字はスペースを含めた数です
  • 表計算ソフトで確かめるときはLEN関数: 文字列の文字数を返し、スペースも文字として数えます(Microsoftサポート)

対象は、Amazonの告知では「メディアを除くすべてのカテゴリー」、公式ヘルプでは「メディア商品タイプを除くすべての商品タイプ」と書かれています。商品を初めて出品するときは、この要件を満たす必要があります。すでに出品している商品の扱いは、後の節で説明します。

なお「商品名」と「商品タイトル」は同じものです。公式ヘルプは、product nameとproduct titleを同じ意味で使うと説明しています。

75文字に収めるとき、商品名に残すものとハイライトへ移すもの

75文字に収める作業は、削るというより振り分ける作業です。Amazonの推奨は2点です。ブランド名は商品名に含めること。バリエーション項目(色・サイズ・パック数など)は最も重要なものを商品名に入れ、収まらない分を商品ハイライトへ移すことです。

置き場入れるもの書き方
商品名(75文字)ブランド名、商品タイプ(何の商品か)、最も重要なバリエーション項目、カテゴリーによっては型番この順を目安に並べ、最も重要な語を先頭側に置く(ブランド名、商品タイプ、色、サイズ・パック数、型番)
商品ハイライト(125文字)素材、おすすめの使用例、そのほかの商品の特徴完全な文ではなく、カンマ(、)で区切ったフレーズで書く

75文字を超えているときは、次の順番で見直すと進めやすくなります。

  1. 要件で禁止されているものを外す: 「無料配送」「ベストセラー」のような販促語句と、!や?などの特殊文字は、商品名に使えません。同じ単語を2回以上入れることも制限されています(前置詞・冠詞・接続詞は除く)。情報が減らないので、最初に外せます
  2. 特徴の説明をハイライトへ移す: 素材、用途、機能の補足です。ハイライトへ移した語も、検索の対象になります
  3. バリエーション項目は最も重要なものだけ残す: 色とサイズの両方が入らないときは、買う人が選ぶ決め手になる方を商品名に残し、もう一方をハイライトへ回します

振り分けの例(架空の商品)

文字数は、半角スペースを含めて数えています。

内容文字数
見直す前の商品名サンプルブランド 真空断熱ステンレスボトル 水筒 500ml 直飲み 保温 保冷 軽量 食洗機対応 スポーツ アウトドア 通勤 通学 大人 子供 兼用 ブラック80文字
見直した商品名サンプルブランド 真空断熱ステンレスボトル 水筒 ブラック 500ml35文字
商品ハイライト直飲み、保温、保冷、軽量、食洗機対応、スポーツやアウトドア、通勤通学に、大人から子供まで44文字

見直す前の商品名は、機能の語を並べて5文字超過しています。ブランド名・商品タイプ・色・容量を商品名に残し、機能と用途の語をハイライトへ移すと、どちらも上限に収まります。どの語を残すかは商品ごとに違うので、これはあくまで一例です。

検索より、一覧で選べるかで振り分ける

私は、振り分けの基準を「検索で拾われるか」より「検索結果の一覧を見た人が商品を選べるか」に置くことをおすすめします。

AmazonのFAQは、「検索での見つかりやすさに変更はない」と説明しています。商品名とハイライトはどちらも検索の対象になり、どちらかが優先されることはありません。一方で、ハイライトに表示される文字数は、画面サイズや表示設定によって変わる、とも案内しています。

ハイライトに表示される文字数は環境によって変わるので、買う人が選ぶときに必ず目に入ってほしい情報は商品名に置きます。容量やサイズのように「違えば別の商品になる情報」がその代表です。使い方や特徴の補足は、ハイライトへ回します。

色違い・サイズ違いのバリエーションがある商品は、もう1点確認が要ります。公式のガイドラインでは、サイズと色は子ASINの商品名にだけ書き、親ASINの商品名には入れない形が示されています。商品詳細ページに表示されるのは親ASINの商品名です。まとめて直す前に、親の商品名に色やサイズが残っていないか見ておいてください。

75文字を超えた商品名はどうなる?AIによる書き換えと備え

75文字を超えたままでも、出品は止まりません。ただしそのままにしておくと、AmazonのAIが作った推奨内容に順次入れ替わります。Amazonの案内(2026年6月の告知など)を整理すると、次のとおりです。

  • 2026年7月27日以降、75文字を超える商品名は段階的にAIの推奨内容へ更新されます。更新の途中も出品は続き、商品名とハイライトはいつでも変更できます
  • 変更は2026年を通じて実施されます。更新されていない出品情報も、引き続き有効で、編集でき、検索にも表示されます
  • FAQの公開時点(2026年7月末〜8月初め)で、すでに9億8,400万件を超える商品名が更新されたと説明されています

自分の商品にどんな案が出ているかは、告知によると、全在庫の管理で出品情報を探し、「編集」を選んで、左側の「改善内容を表示」を開くと確認できます。画面名は2026年6月の告知の書き方に沿っています。セラーセントラルの商品管理は2026年7月に新しい画面へ統合されたので、手元の表示と名前が違うときは、そちらの記事も参考にしてください。

私は、売上の大きい商品と、自社ブランドの商品から先に、自分で直すことをおすすめします。購入者が検索したときに最初に目に入るのは商品名なので、Amazonの要件を満たしたうえで、自分の商品を選ぶ決め手になる情報を残したいからです。

反対に、売上がほとんどない商品を急いで直す必要はありません。Amazon自身も、今すぐ更新する必要はないとしています。

ブランド代表者(Amazonの告知では「ブランド所有者」)は、変更が実施される前の14日間、AIが生成した内容を「出品情報の変更内容を確認する」で確認できます。画面の使い方と、反対したときの動きは、Amazonが加えた商品情報の変更を確認・反対する手順にまとめました。ブランド代表者でないセラーも、全在庫の管理か商品登録ツールで、書き換えのあとにいつでも変更できます。

商品名とハイライトを一括で変更する手順

商品数が多いときは、1商品ずつ編集するより、レポートを使った一括更新が現実的です。Amazonが案内している流れは次のとおりです。

  1. 「カテゴリー別出品レポート」をダウンロードします。商品情報があらかじめ入力されていて、商品ハイライトの欄は商品名の隣に並びます
  2. スプレッドシートで、商品名とハイライトの両方を直して保存します
  3. 保存したファイルを、商品登録ツールにアップロードします

同じ行で両方を直すときは、ハイライトより先に、商品名を75文字以内にしておきます。公式ヘルプに、商品名を制限に合わせて更新するとハイライトを追加できるようになる、と書かれているためです。

実際に進めるときは、次の進め方が楽です。

  • 文字数の列を足す: 商品名の隣に=LEN(C2)のような列を作り、75を超える行だけ絞り込みます。ハイライトも125を上限に同じ形で確かめます
  • 売上の大きい順に並べ替えて、上から直す: 途中で手が止まっても、影響の大きい商品は済んでいます
  • 最初は数商品だけアップロードする: 反映の確認には時間がかかるので、先に少数で結果を見てから、残りを流します

反映までの時間について、Amazonの記載は2つあります。FAQ(2026年7月末〜8月初めに公開)には、一括アップロードした出品情報は通常8時間以内に更新される、とあります。公式ヘルプ(2026年10月19日に確認)では、送信した変更はすぐに受け付けられます。ただし、検索結果や商品詳細ページに表示されるまでには、24〜48時間かかる場合があります。両方とも、この時間差の理由は説明していません。

公式ヘルプによると、48時間以内に再送信したり、ケースを開いたりする必要はありません。48時間たっても反映されないときは、編集して再送信するか、Amazonテクニカルサポートに問い合わせます。表示の確認は、長いほうの48時間に合わせて、送信から48時間後にするのが確実です。

商品名が変わると、管理表や利益管理ツールはどうなる?

商品名が順次書き換わると、現場で困るのは、商品名をキーにして管理している表です。仕入単価の一覧を商品名で突き合わせていると、名前が変わった時点で一致しなくなります。ASINかSKUをキーにしておけば、商品名が変わっても影響を受けません。社内の管理表は、まずこの点を確かめてください。

LISMOAを使っている場合の見え方も整理しておきます。

  • 商品名は、Amazonのカタログから取り込んだ表示用の値です。Amazon側で書き換わると、LISMOAが商品情報を取り込み直したときに、表示も新しい名前に入れ替わります
  • 原価の紐付けは商品名に頼っていません。商品コストのCSV一括更新で、更新する商品を特定するキーは、ASIN単位のCSVならASIN、SKU単位のCSVならSKUです。「商品名」の列は参照用です。商品名が変わっても、設定済みの仕入単価や配送料は崩れません(商品コストCSVのフォーマット)
  • 取り込み直しのあとは、書き換え前の名前で見つからないことがあります。商品ページの検索ボックスは商品名でも検索でき、LISMOAに保存されている名前の部分一致で探します。書き換え後の名前に残っている語か、ASIN・SKUで探してください
  • 商品ハイライトはLISMOAに表示されません。LISMOAは商品ハイライトを取り込んでいないため、Amazonの商品ページで商品名の下に出る補足欄は、LISMOA側では見られません

ブランド登録商品なら、LISMOAの「商品カタログ - ブランド」アラートで、商品名(タイトル)の変更に気づけます。このアラートは、Amazonからの商品カタログの変更通知をもとに、設定した通知先へ知らせます。

通知に入るのは、通知を作る時点でLISMOAに保存されている商品名とASIN、変更があった項目、Amazonの商品ページへのリンクです。変更の前後を並べる内容や、変えた人の情報は含まれません。届いたら、Amazonの商品ページで現在の内容を確かめてください。設定と使えるプランはブランド商品のカタログ変更アラートにまとめています。

まとめ

  • Amazon商品名の文字数制限は、スペースを含めて75文字。全角も半角も1文字で、メディアを除くすべてのカテゴリーが対象です
  • あふれた情報は商品ハイライト(125文字)へ。商品名には、ブランド名・商品タイプ・最も重要なバリエーション項目を残します
  • 75文字を超えたままでも出品は止まりませんが、2026年を通じてAIの推奨内容に順次更新されます。売上の大きい商品と自社ブランドの商品は、先に自分で直すことをおすすめします
  • 一括更新は、カテゴリー別出品レポートで商品名とハイライトを直し、商品登録ツールでアップロードします。表示の確認は、送信から48時間後にします
  • 管理表のキーは、ASINかSKUにしておきます

ブランド登録商品のカタログ変更は、LISMOAのアラートでも検知できます。商品名の書き換えに気づく手段の1つとして、無料トライアルで試せます。

この記事を書いた人

兵頭 麻誠

兵頭 麻誠

COO

光通信系列企業に入社後、Softbank法人携帯事業に携わる。その後タイでの武者修行を経てillustrious参画。EC事業を担当し5箇所のモールを成長させた後、自社ECでアパレルブランドを立ち上げ事業売却。現在はCOOとして実務で得た経験を元に幅広い業務でお客様を支援。

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